今回は、『人を惹きつける魅力を創出する「ものづくり企業」になる。』をビジョンとし、創業100周年を目指し、村内に多数のグループ会社を運営している「ササキグループ」にお邪魔します。
1953年創業
71周年を迎えた老舗の総合建設企業「株式会社ササキ」
早速、着工中の工事現場に伺うと、休憩中にも関わらず快く迎えてくださりました。
ヘルメットをお借りし、建設中の建物の中を案内してくれたのは、なんとベトナム国籍の方。
日本語がとても上手で、案内中も「段差があるので気をつけてください。」と教えてくださり、安全に撮影・見学することができました。
そのすぐ近くでは住宅を建設中いうことで、寄ってみることに。
現場では内装工事中で、2階まで上がって撮影させていただき、職人さんの技術を間近で拝見することができました。
次に伺ったのが、「株式会社hokubu」
ここは、生コン製造販売業の会社で、ササキグループを支える生コン工場です。
建設工事などで必要不可欠な生コンを、製造し、トラックで現場に届けるのが主な仕事です。
製造は機械化されてるため、事務所にはたくさんのモニターが設置されていました。
書類作りをしたり、モニターを監視したり…
現場作業とは異なり事務所内での作業も多いようですが、パソコンと真剣に向き合う背中がとてもかっこよかったです。
港の現場で、コンクリートの試験を行うとのことで、面白そうだったのでついて行ってみることに。
実際にコンクリートを練って、材質などを検査し、記録に残すという作業をされていました。
一部始終を拝見できて、貴重な経験をさせていただきました。
その後、村内を走行していると、牧草地の中へ入っていくトラックを発見。
よく見慣れた黄緑色のトラックもササキグループである「協同運送株式会社」です。
一般貨物の運送業を行うこの会社では、今回はダンプで牧草を運んでいましたが、砂利や土砂、除排雪など運搬業務全般を行なっています。
運送会社がグループ内にあるのもササキの強みの一つ。
若いドライバーの方も活躍されているそうで、大きなダンプやトラックを運転している姿はとてもかっこいいです。
そしてササキグループの中でも忘れてはいけないのが、「ササキ石油株式会社」
ENEOS猿払SSです。
ガソリンスタンドとして、重機や車両のサポート、給油はもちろん、一般家庭への灯油販売も行なっています。
事務所の中には番組収録で来店された、とある芸能人と撮影した写真やサイン入りの制服などが飾られています。
所長も従業員の方も気軽に話しかけてくださるので、ぜひ見てみてください。
どの現場でも、社員の方一人一人の笑顔がとても輝いていて、安全に気を配りながらも楽しそうに仕事をされていました。
そんなササキグループのトップに話を伺えることに。
スラリと高身長で清潔感漂う男性。
さらりと着こなすポロシャツの胸には「sasaki」のロゴ。
株式会社ササキ
代表取締役社長 佐々木 正和さん。
なんと今年7月、代表取締役社長に就任したばかり。
椅子に腰掛けると、「急に緊張感高まっちゃうなぁ…」と少し固い表情ながらも、「大丈夫?」と撮影前にしっかり身だしなみをチェック!
まずは大手ならではの会社の特徴などをお伺いしました。
社員の方は、近隣の市町村出身の方や外国籍の方も活躍されており、中には道外から移住されてくる方もいらっしゃるそうです。
また、対象年齢に達した社員は無料で人間ドックを受けることができたり、資格取得支援制度があったり、福利厚生もとてもしっかりしているとのことでした。
専門職の資格も受験料や受験にかかった費用を負担してもらえるので、新しいことを始めたい人にも心強いと感じました。
一般的な建設会社は元請け・下請けなど協力会社で工事を担うことが多い中、ササキグループでは自社の社員で工事を行うことができるというところも大手ならではの強みであると話されていました。
社長に就任したばかりとのことで、社長就任への思いを伺ってみました。
「今創業71周年まできて、100年を目指す中で、しっかりと先人・先代から受け継いできたバトンを次の世代にしっかりとした良い形で繋げていきたい。」と力強い答えが返ってきました。
「もともとデザインをやってきたこともあり、お客さんが求めている以上のこと、想像している以上の提案ができるようにこだわっている。」というお話もあり、ササキに頼んで良かったなと思えるような仕事をしていきたいと、ものづくりへのこだわりも語ってくれました。
良い品質のものを提供するのはもちろんのこと、その中でも怪我をしない、事故をしないというのは基本で、働く社員への安全意識の向上にも注力されているとのことでした。
そんな佐々木社長の好きな言葉は「ちょうどいい」。
仕事をする上で、お客様とはコミュニケーションをしっかりとることを意識して、過不足無く仕事が進められるようにしているとのことでした。
幼少期を猿払村で過ごした佐々木社長には、思い出もたくさん。
「まーちゃん!」と近所の方にも毎日声をかけてもらえる環境の中、たのしく伸び伸びと成長されてきたのが想像できる思い出話をたくさん伺うことができました。
「今の猿払村は、住んでいた頃と違い、お店が減ってしまったことは淋しい反面、変わらない良さも残っていて、変わらずホッとするなぁと思うことが多いかもしれません。」とふるさとへの思いも語ってくれました。
ササキグループではどのような人材を求めているのか質問をしてみると、「仲間思いの人と一緒に働きたいと思っています。」と即答。
「チームだからこそ手を差し伸べたり、差し伸べられたり、助けたり、助けられたり…ということが大事で、仲間に対する想いがある人と一緒に働きたいと思っています。」と、佐々木社長からは一緒に働く仲間を大切に思う気持ちがひしひしと伝わってきました。
今回、現場にもお伺いした中で、若い社員の方も多く活躍されていて、社員同士のコミュニケーションもしっかり取っていて、風通しがいい会社だなと感じました。
職場見学や面接時には、社内規定に基づき交通費や宿泊費などの支給もあるので、WEB企業説明・職場見学・資料請求など、ぜひ一度お問い合わせください。