
こんにちは!HARRYです。今回は、雑草だらけだった畑で大根を栽培したお話です!
普段は地域おこし協力隊の業務として、村が管理するハウスで施設園芸栽培をしている私ですが、以前は都内の会社員でしたので、農業は素人も同然。
家庭菜園程度の知識をどうにかするため、参考書を読み、専門家の指導を受けていますが、明らかに経験不足…。
そこで少しでも農業に触れる機会を増やそうと思い、業務とは関係なく、プライベートでも作物を栽培しています。
そのために借りている畑が「村民農園」です。
村民農園は、猿払村に住んでいる方が無料で利用できる畑で、移住したての私でも借りることができました。
8月初旬、まさか無料で畑を借りられると思っていなかった私は、うきうきしながら現場に向かいました。
しかし、完全に出鼻をくじかれました。
膝の高さまでびっしりと生い茂った雑草が畑全体を覆い、もはやどこまでが利用できる土地なのか判別できないほど。
雑草…っ!圧倒的雑草…っ!!
(本当にここで栽培できるのか…?)
そんな思いが脳裏をよぎったが、土地を借りたいと言ったのは私…
「やるしかない!倍返しだっ!!」(?)
こんなことは言っていませんが、とにかくがむしゃらに作業し、なんとか畑らしい形になりました。
(嬉しい…とても嬉しい…!)
そんな達成感に浸りながら、これでもかという量の種を蒔いた結果、後日、間引き地獄を味わうことに…
これぞまさしく「自分で蒔いた種」ですね。ええ。
そんな感じで週に何度か畑に行き、作物の成長を感じながら手入れを続けました。
そして9月末日、ついに収穫を迎えました。
種まきから2か月弱で収穫できるミニ大根です。
無農薬なので虫に食われているものもありますが、手間暇かけて育てた大根には愛着がわきます。
今回はこれを使って、手羽元と大根の煮物を作りました。
下茹でした大根と焼いた手羽元に、水、醤油、砂糖、酒、しょうがをちょいちょいっと入れて煮ただけです。
(ネットのレシピを参考に、分量は適当です。)
自分で作った作物は、より一層おいしく感じますね。
こんな素敵な経験ができるのも、村民農園のおかげです。