
HARRY
こんにちは!HARRYです。収穫を進めていた葉物野菜にトラブルが発生しました…。
天気予報では連日、最低気温-10℃を下回る日が続いています。
「そんな中でも野菜は元気!」と言いたいところですが、少し問題が起きました…。
年末頃からハウスの室温が上がりにくくなり、一部の野菜は収穫の可否がその日の天気次第という状態になってしまいました。
原因は、毎日のように屋根に積もる雪です。
この雪が落ちないと、日中でもハウス内は薄暗く寒いまま。
夜間に冷え切った野菜が日差しを浴びることもなく、凍った状態が続くこともあります。
これでは収穫できないので、晴天になることを願うばかりでした。
これは朝の時点のチンゲン菜です。
写真では伝わりにくいですが、茎が凍って硬くなり、根元には氷が付いています。
これが解凍されないと、残念ながら収穫は難しいです。
ということで、年末年始はひたすらこの問題と向き合っていました。
以前は野菜の保温を最優先にするため、常に不織布のトンネルを掛けておき、ハウスの上部をビニールで分断し、暖かい空気が上に逃げてしまわないようにしていました。
それに対し現在は、日中の気温が上がる時間にトンネルと上部のビニールを開放し、暖かい空気をあえて天井まで送ります。
これにより屋根の雪を溶かして落とし、ハウス全体の温度を上げる作戦です。
これも初年度ならではの手探り状態なので、1月は天気に翻弄される日が続きそうです。
毎日飽きなくて良いですね(苦笑)
初年度は残すところ収穫だけとなり、終了間近と思っていた葉物野菜の栽培ですが、最後の最後まで気が抜けなさそうです。