猿払村について

日本最北端の村・北海道一広い村
さるふつ村へようこそ

はじめまして。猿払村です。
猿払村は、日本最北端にある村ですが、
東京までの所要時間は約3時間。
そんな猿払村をご案内します。

猿払村の概要

猿払村の概要総面積は約590平方キロメートルあり、北海道内で最も広い村です。東京23区とほぼ同じ面積ですが、その約8割が森林や原野で構成されており、南北に流れる猿払川はほぼ自然のまま屈曲しています。
手付かずの自然の中には、エサヌカ線や原生花園など、息をのむ絶景が広がります。
北オホーツク道立自然公園の中心に位置し、大小の沼や湿地帯が点在し、気温が低いため低地でありながら珍しい高山植物が楽しめます。
都会の喧騒を忘れ、心静かに過ごせる環境です。

村の2大基幹産業は漁業と酪農

猿払村は自然資源を活かした産業が盛んです。

漁業

オホーツク海に面した3つの漁港を持ち、ホタテの稚貝を放流し数年かけて育て、漁を行う資源管理型のホタテ漁は水揚量日本一。オホーツク海の荒波にもまれた天然ホタテは、肉厚で身が引き締まり、濃厚な旨みが特徴。その品質は国内外で高く評価されています。ホタテを使った加工品やレトルト食品も特産品として人気です。毛ガニ・サケ・マスも水揚げされています。

酪農業

広大な土地と涼しさはホルスタインの生育にも適しており、農地のほとんどは牧草畑で、村営牧場を中心とした酪農専業地帯が広がっています。そんなどこまでも続く牧草地で乳牛はストレスなくのびのびと育ち、搾りたての生乳は村内で加工され、新鮮な「さるふつ牛乳」やバター、アイスクリームなどの乳製品が生産されています。

猿払村の歴史

猿払村の歴史は、アイヌ文化と北海道開拓の時代に遡ります。

名前の由来

猿払という地名は、アイヌ語で「サㇽプッ」(葦原の河口)を意味し、この地域の地形や自然環境を表しています。「猿」に由来する意味合いはなく、過去にも猿が生息していた記録はありません。

歴史

【初期の記録】
猿払村が歴史上に登場する最初の記録は、文化4年(1807年)に幕吏・田草川伝次郎が著した「西蝦夷日記」です。この時代、猿払地域はまだ手つかずの自然が広がり、人々は厳しい環境で生活していました。
【江戸時代】
慶長8年(1603年)、松前藩領となり、宗谷地域の統治が開始されました。貞享2年(1685年)には宗谷場所が開設され、交易や漁業が盛んになりました。
【明治時代】
明治11年(1878年)、北海道開拓本庁によって宗谷郡に6つの村が設定され、その中に猿払村が含まれました。開拓当初は厳しい寒さや広大な土地との闘いでしたが、農業や漁業を中心に徐々に生活基盤が整えられていきました。
【大正時代】
大正9年(1920年)には鉄道天北線が村内中心部の鬼志別まで敷設され、交通インフラが整備されました。大正13年(1924年)には宗谷村(現稚内市)から分村し、猿払村として二級町村制を施行しました。
【昭和時代】
昭和14年(1939年)にはソ連船「インディギルカ号」が浜鬼志別沖で座礁する事件が発生し、多くの犠牲者を出しました。この出来事は慰霊碑などを通じて現在も語り継がれています。
【平成時代】
平成元年(1989年)には鉄道天北線が廃止される一方で、観光施設やインフラ整備が進みました。特にホタテ漁業が村の経済基盤として発展しました。
【令和時代】
令和5年(2023年)には開村100周年を迎え、多くの記念行事が開催されました。

猿払村の人口

人口:2,579人

男性:1,261人/女性:1,318人
世帯:1,254世帯

※2025年1月末住民基本台帳
※外国人住民を含む

観光スポットと自然

猿払村には豊かな自然と観光スポットがあります。

エサヌカ線

全長16kmの直線道路で、牧草地の中を突き抜ける絶景スポットです。電柱や看板、ガードレール、建物は一切無く、地平線まで広がる風景が楽しめるため、ライダーやドライバーに人気のドライブスポットです。

道の駅さるふつ公園

地元特産品を販売するほか、ホタテ料理が楽しめる飲食店もあり、観光客にとって休憩や食事に最適な場所です。広大な敷地内にはホテルや日帰り入浴施設、キャンプ場やバンガローなどもあり、多くの観光客に支持されています。整備された広い公園やパークゴルフ場もあるので、家族連れにもおすすめです。オホーツク海を一望できる絶好のロケーションです。

原生花園

ハマナスやエゾスカシユリなど季節ごとの花々が楽しめる自然豊かなエリアです。

湿地と沼

代表的な湿地にはエサヌカ原生花園やカムイト沼、ポロ沼などがあります

生態系と自然資源

植物: 貴重な高山性植物、ミズゴケ群落、アカエゾマツ湿地林など、多様な植生を見ることができます。
動物: 日本最大の淡水魚「イトウ」が生息しており、全国から釣り人が訪れる地域でもあります。エゾシカやキタキツネ、エゾリス、シマエナガ、エゾモモンガなどの北海道でしか見られない野生動物も多数生息しています。
また、冬季には流氷が接岸し、神秘的な景観を楽しむことができます。

猿払村の四季

さるふつの春

3月中旬を過ぎる頃シベリヤ大陸の高気圧が衰えて、北西の冷たく厳しい吹雪の日が少なくなり、4月には融雪が一気に進み平野部では雪の姿は消えます。5月から6月には移動性高気圧の影響を受け、比較的天候は安定しますが空気は乾燥します。

さるふつの秋

9月の中旬を過ぎる頃、秋は駆け足で近づき、朝夕は急激に涼しくなり山間部では紅葉がはじまります。シベリヤ大陸からの寒冷な高気圧の兆しが見られるようになり、雷雨の発生とともに降水量が最も多い時期となります。10月下旬から11月上旬には初雪が観測される年もあり冬間近となります。

さるふつの夏


7月から8月にかけ北太平洋高気圧の圏内に入り、気温もしだいに高くなり、時には30度近くまで気温が上がることもあります。しかし、オホーツク海高気圧が強まり停滞すると長期間にわたって低温の湿潤な天候が続き、夏期高温期間は短い夏となります。

さるふつの冬


12月に入ると西高東低の冬型気圧配置の日が多く、本格的な冬の到来となります。年末から2月くらいのまでの期間には、南極のブリザードを思わせる吹雪も数回あります。積雪量は150㎝を越す年もありますが、並年は100㎝前後となっています。また、2月から3月にかけ流氷が接岸すると冷え込みが強くなり、最低気温が氷点下20度を超える厳寒の日もあります。

暮らしやすさと未来への取り組み

猿払村は移住者にも優しい環境づくりを進めています。

子育て支援

医療費助成や保育施設など、子育て世帯へのサポートが充実しています。

奨学資金償還支援制度

奨学資金の償還支援として助成することにより、奨学金を利用して進学した方が村内における就業の促進を図るため「猿払村奨学資金償還支援」を行っています。

医療体制

村立の国民健康保険病院があり、地域医療を支えています。

住居支援

村営住宅や新しい生活を始めるための支援制度があります。

地域活性化

漁業・酪農以外にも観光業や新たな特産品開発など、多様な分野で地域活性化に取り組んでいます。

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